今日から母になりました。

初めての出産、育児。分からない事だらけの日々の中で娘の成長を綴ります。

生後52日 羊水検査の本音

本当は妊娠中に書こうと思ってた内容です。
羊水検査の事。
ダウン症

私達、夫婦は子供を作る事を意識し出してからは「羊水検査は絶対する」と断言してました。
しかし、実際に子供を授かりエコーに映る小さい命を見てからは「羊水検査で陽性なら私はどうするの?どう思うの?」と自分で自分が分からなくなりました。
ただ、この小さい命を誰にも渡したくない!私の中で無事にいて欲しい!ただそう思っていました。

正直、ダウン症でも生む。そうは言い切れない。
私達が死んだ後、子供はどうなる?
誰かに頼むの?
施設に入れる?
もう一人生んで兄弟を作る?
いや、そんな無責任な出産なら親としてするべきではない‼
でも、これは命の選別なんじゃないの?
そんな事していいわけない!

「生まれて来れるのは、生き抜ける強さがあるからだよね」

私の勝手な考えですが生まれて来てくれるなら私は命がけで守り育てようと思いました。
ハンデがあろうがなかろうが私の子供なんだ!

そう思った時にはすでに羊水検査の出来る周期は過ぎていました。
内心は過ぎるのを待っていたのかもしれません。
早く気持ちを固める為に。

「ごめん。羊水検査はやめたよ。もう出来ないの。」
夫に告げました。

「そう。」
夫の返事はあっさりしてました。
その後に
「元気ならいいよ!」
そう言ってテレビを見てました。

ダウン症ならどんな育て方をするとか、誰に手を借りるとか、将来的にどうするとか。
何も話さずただ、受け入れる事を互いに確認しました。

ただ、ダウン症以外の障がいだってあるのです。
生まれてから分かる事だってあるし健康で生まれても事故にあったら…
考えたらキリがない。

とはいえ、私は羊水検査には賛成派です。
私はビビって羊水検査から逃げましたが、検査をする事でナーバスな妊婦生活に安心を得られ、出産前から受け入れる時間と余裕を得られると考えれば有利な検査だと思うのです。

全ての障がいの不安が払拭さるれる訳ではありませんが1つでも不安に向き合えるのは大きいと思うのです。